こんにちは。
今年初のカッコウの鳴き声を聞いて、季節の移ろいを感じているまつたろうです。もう初夏ですね~(^^)
今日はGW後半戦・涸沢テント泊の2・3日目のお話です。
涸沢2日目(5/3)
目が覚めたのは4時半ごろ。外はすでにうっすら明るくなっていました。
5月3日 4時50分ごろ。東の空
夏のように真っ赤に染まることはありませんでしたが、モルゲンロートも見られました(^^) 撮影がうまくできず、こんな写真でスミマセン。。。
あずき沢には既に登り始めている人がチラホラと…このGWは特に、日中気温が上がって雪の状態も悪くなることが多かったそうなので、早朝出発が正解だったようです。
…と言いながら私たちは山に登るわけではないので、この後のんびり朝ごはんを食べて涸沢でのんびり過ごしました♪
朝7時ごろのあずき沢。黒い点は人です
こちらは北穂沢。数日前に起きた雪崩のデブリもよく分かります
アイゼンの歩行練習を兼ねて、涸沢の周りをお散歩(笑)
ヒュッテ下の斜面では県警の方たちが雪上訓練中(`・ω・´)
一通りお散歩した後は、ヒュッテのテラスでおやつタイムです(*´艸`*)
ピンボケですが(´;ω;`) 信州に乾杯!
気圧でポテチはパンパンです
この他、夫は何故かカップラーメン(笑)私はおでんを食べてまったりと。
すると「暑い!!!」と言いながら汗まみれの女性の姿が。。どうやら、朝3時半~4時ごろにヒュッテを出発して北穂へ登り、無事下山してきた方のようでした。
前夜にヒュッテで一緒だった(と思われる)女性が「えー!昨日あんなに飲んでたのに、朝から登ってきたんですか!?」と。
「2時半に朝ごはん(自炊)食べて登ってきたのよ~! 今、リハビリ中でね! 走ったり自転車に乗ったり転んだりしたらダメなんだけどね! あはは~」と\(◎o◎)/!
山にはすごい人がたくさんいますね~\(◎o◎)/!
その後は涸沢小屋へ移動し、お昼ごはんの準備です。
お昼ごはんは焼きビーフン(自炊)に小屋のモツ煮、ビール♪ 涸沢小屋の外テーブルは、自炊OKだそうです(^^)
またピンボケですが(´;ω;`) 小屋のソフトクリームはほんとにうまい
GWに突入してテントの数も一気に増えました。続々と涸沢に登ってきます。上2枚のうち下の写真を撮ったのは15時ごろですが、18時くらいになってもちらほら登ってきていました。
そういえば16時過ぎに涸沢から下山し始めた親子(お父さんと小学生くらいの男の子2人)がいて、周りの方も心配そうに見てました。。。おそらく横尾までだと思いますが、子連れでこの時間から下山って私はできないなぁと。ちょっと驚きの出来事でした。
今回初めて夜のテント村の撮影にチャレンジ! 深夜には星も出てたので星空撮影にもチャレンジしましたが、全然ダメでした(´;ω;`) どちらも、今夏のテント泊までには撮れるようになりたいものです。
↑この写真は5月4日深夜2時半ごろ、北穂方面を撮影したもの。左下あたり、灯りがいくつか見えているのが涸沢小屋。その右上(ほぼ中央)に白い灯りが見えますが、これは北穂を目指す登山者です\(◎o◎)/! さらにその上にポツポツと小さく見える(かな?)白い光が星です(笑)
時間が前後しますが、この日の夕飯時になってようやく、テント設営時にスコップを貸してくれた隣のお兄さんにお礼を伝えられました(^_^;) 今日はどちらへ行かれたんですか?と尋ねると、北穂行って奥穂行きました! と\(◎o◎)/!
1日2座!!?とビックリしていると、GWは毎年同じ感じで涸沢で過ごしているとのこと。
うちは涸沢で1日のんびりしてましたよ~と伝えると「え?どこにも行かずに??マジすか(笑)」と少し驚いた様子でしたが、雪山始めたばかりなのでと伝えると納得されたようで…「もしチャレンジするなら、どちらかというと北穂の方が良いかな?」だそうです。
それを聞いて「いつかはGWの北穂にチャレンジだ!」と心に決めたまつたろうでした。単純(´∀`*)
涸沢最終日(5/4)
最終日も朝からいい天気。モルゲンロートも見られましたが、写真は割愛…。
朝ごはんを食べたら2日間お世話になったテントを撤収し、涸沢ヒュッテのテラスで最後ののんびりタイムです。
出発前の7:50ごろ、ヒュッテのテラスから見た北穂沢。本当にたくさんの人が登っていました
夏の涸沢も下山が惜しかったけれど、今回の涸沢も同じ。ですが、天気も少し心配であまり遅くなるのは避けたかったので、一息ついたら下山開始です。
下山開始~! 写真右上、あずき沢にも沢山の人が見えます
涸沢ヒュッテから横尾山荘までは、およそ2時間。下山時もアイゼン履いてましたが、気温が上がり雪はグサグサで歩きにくかったです。。
それでも横尾まで下ってくると、一気に春を感じられる景色に。雪解けの進む梓川や、雪の間から少しずつ顔を出し始めた植物たちに、芽吹き始めた木々。そしてたくさんの鳥たちの鳴き声と、上高地の春はとても良いものでした。
横尾山荘付近から
またまたピンボケですが(´;ω;`) 徳沢ではソフトクリームを♪
お気に入りスポットの岳沢湿原
帰りは橋を渡って明神池の方へ。梓川右岸を歩きます。
左岸しか歩いたことのなかった夫にこの岳沢湿原を見てもらいたくて右岸をチョイスしましたが…夫は体調が芳しくなかったようで、疲れ果ててそれどころではなかったようです(´;ω;`)
「次は徳沢でテント泊して、上高地だけをのんびり歩きたい」と言っておりました。
横尾からの(辛い)道も歩ききって、14時に無事、上高地に下山です!
夏だと上高地を出る前に小梨の湯で汗を流しますが、この時期はまだ大丈夫やろーということで、お風呂は沢渡エリアにある「梓湖畔の湯」さんにて。いい湯でした♪
余談ですが、2014年に槍ヶ岳へ登ったとき、帰りのバス(当時は神奈川に住んでいたので、上高地発新宿行きのバスに乗車)の中で強烈なニオイを発している登山者が。。。ときは夏休み最後の日曜日の午後。中央道も大渋滞で予定より3時間も長い7時間ものバスの旅になったわけですが、あのときはさすがに辛かったです(´;ω;`) 長い山旅の後に公共交通機関を使う際は、ササッとでもいいので汗を流すのがエチケットかも??
最後にひとこと
天気に恵まれて最高の3日間でしたが、雪+日差しの中で過ごしたおかげでかなり日焼けしてしまいました。。。日焼け止めをこまめに塗り直していたのに…です! いい対策法を考えなければという反省の残った、今回の涸沢テント泊でした。
ということで、長くなりましたがGWの涸沢テント泊のお話はこれにて終了です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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コメント
まつたろうさん、おはようござます!
涸沢テント泊お疲れ様でした。
モルゲンロートは美しいですねー。
それに昼間っからのアルコール(笑)
最高ですね。
涸沢の絶景の中で飲むお酒はさぞ美味しいことでしょう。
私は飲んでればじっとしていられますが、シラフだとじっとしていられません。
あれやこれやとしたくなります。
上高地だけをのんびり歩くのもよさそうですね。
日焼けは気にしないタイプなので、いい方法はわかりませんが、平地より紫外線の量が多いから気をつけなきゃなんですよね・・・
ジョンさん、おはようございます!
ありがとうございます(^^)
モルゲンロートは山が雪で覆われてる分、夏より綺麗なのかな!?と思ってたんですが、やんわり赤くなるといった感じでした。でも2日間とも見られて良かったです。
涸沢で飲むお酒は最高ですよ~!
涸沢小屋の生ビールはマムートのグラスなので(奥穂の記事にも書きましたが^^;)カッコよくて余計美味しく感じます(笑)
飲まずに奥穂や北穂に登るか、飲んで涸沢の絶景やグルメをのんびり堪能するか…楽しみ方いろいろですよ(*´艸`*)
上高地もつい、その先の山へと急ぎがちですが、実は見どころも多くて侮れないです。
日焼けに関しては、この季節の紫外線+雪の威力は恐ろしいです。。。真冬の快晴の雪山で大丈夫だったからと完全に油断してました(涙)
こまめな日焼け止めの塗り直しはもちろん
、ケアも大事とのこと…乾燥しないように白色ワセリンとか持参してケアすると良いそうです。
何事も経験して学ぶの繰り返しですね^^;