【2018年6月】一ノ沢から常念岳その1~登山口へのアクセスや注意点

常念小屋と槍・穂高連峰 山行記録
常念小屋と槍・穂高連峰

休みと梅雨の晴れ間が運よく重なったので、常念岳へ行ってきました。

常念岳は日帰りも可能ですが、せっかくなのでテント泊でのんびりと。

先月の岳沢に続いてまたクマを目撃してしまいましたが(汗)久しぶりに歩いた常念岳は、やっぱり素晴らしい山でした。

今回の山行のポイント

常念岳山頂

常念岳山頂

松本平に住む人にとって、北アルプスの中でも特に身近に感じるのが常念岳かもしれません。

燕岳ほどではありませんが、この地域の学校登山(中学校かな?)でも登られている北アルプスの山。

登山口から山頂までの標高差は1500mほどありますが、一ノ沢から登ると常念岳の手前に常念小屋があるので(ここまでの標高差は1100mほど)一息入れて山頂へ登ることができます。

常念小屋がある常念乗越から展望も感動モノ!

梅雨のこの時期は登山道の一部にまだ雪渓も残っていましたが、花も少しずつ咲き始めていました。

日程と天気

6月21日(木)

天気:霧のち晴れ(風は強め)

行程:一ノ沢登山口→常念乗越→常念岳→常念乗越(常念小屋テント場にてテント泊)

6月22日(金)

天気:晴れ(強風)

行程:常念乗越→一ノ沢登山口

一ノ沢登山口について

一ノ沢登山口

一ノ沢登山口

常念岳への登山ルートは、一ノ沢と三股の2ルートがあります。

初めて常念岳に登るのであれば、今回歩いた一ノ沢がおすすめ。

標準コースタイム(登り)は、常念小屋まで4時間35分、常念小屋から山頂が1時間でトータル約5時間半。

下りが山頂から常念小屋まで45分、常念小屋から登山口まで3時間10分でトータル約4時間です。

三股は私も歩いたことありませんが、地形図と山を見る限り、急坂続きで大変そうです…(^^;

一ノ沢登山口には登山相談所と綺麗なトイレ(簡易水洗・トイレットペーパーあり)があります。

この日は無人でしたが、夏山シーズンや週末にはどなたかいらっしゃるのかな?

登山届を提出していない場合は、ここで記入して提出しておきましょう(^^)

登山者駐車場は登山口の1キロ手前

一ノ沢へは公共交通機関がないので、アクセスは自家用車かタクシーのどちらか。

自家用車の場合は、登山口から1キロ手前にある登山者用駐車場(山と高原地図では50台)に停め、登山口まで舗装道路を20分ほど歩きます。

前に登った時は、この道路上でたくさんのサルのお出迎えを受けました…

当然ながらクマの生息地でもあるので、歩く際はご注意を。

ハイシーズンだと夜中には満車になる事もあるようですが、この日は10台ほど。

タクシーであれば登山口までアクセス可能です。

下山時は常念小屋でタクシー会社に連絡しておく必要があるので、忘れないように注意してください。

ルート上の注意点

一ノ沢の増水に注意

天気が良ければ問題ありませんが、降雨時は沢の増水に要注意です。

一ノ沢ルートでは何度か沢を横切ることがあるので、増水時は危険。

下界は雨が降っていなくても、山の上は雨…なんてこともあるので、常念小屋に確認しておくと安心です。

今回も前日(6月20日)が雨だったので、夕方に常念小屋へ電話して状況を確認しました。

すると「雨はもう上がっているし、沢の水も1~2時間程度で引くことが多いので、明日の天気が雨でなければ大丈夫だと思います」とのこと。

翌朝、松本市内は小雨模様でしたが、槍ヶ岳のライブカメラをチェックするとガスもかかっていなかったので、大丈夫だろうと判断。

登山口に着くころには霧こそ出ていましたが、雨は上がっていました。

ルート上には雪渓が残っている

今回は「笠原沢」の看板からしばらく歩いたところから、胸突八丁の階段までが雪渓歩き。

笠原沢出合上部~胸突八丁の雪渓

笠原沢出合上部~胸突八丁の雪渓(下山時撮影)

それ以外は夏道で、雪もありませんでした。

今回歩いた雪渓は傾斜は緩やかなので、慣れている人なら軽アイゼン等も不要かと…。

雪解けが進んでいるので、踏み抜きなどには注意が必要です。

もう少し早い時期だと、胸突八丁から最終水場まで雪渓を歩いたり(胸突八丁から先は傾斜も急になる)、常念乗越までも急斜面の雪渓を歩いたりすることになるようです。

雪の状況は日々変わるので、こちらも事前に常念小屋に確認しておくと安心です。

胸突八丁からの高巻き道も歩行注意

胸突八丁から先は斜面に付けられた階段を上り、高巻き道(夏道)となります。

胸突八丁の階段

胸突八丁の階段

道幅は極端に狭いわけではありませんが、谷側は急斜面で路肩が一部崩れている部分も。

すれ違う時は道幅が広い場所で待つなど、特に注意した方が良さそうです。

しかしこの夏道、花がたくさん咲いていて癒されました~。

登山口周辺はクマにも注意

今回、またもやクマを目撃してしまいました。

見かけたのは登山口から600mほど進んだ、「山の神」の少し先にある笹藪。

前を歩いていた夫が「何かいた!」と言うので、立ち止まって笛を吹いたりして様子をうかがっていると、少し離れた笹の間からこちらを見つめる黒い生き物がーーー(涙)

小声で「クマがいる」と夫に伝えて数秒後、クマはガサガサ音を立てながら笹藪の向こうに走って逃げていきました。

今回はクマ鈴も携行していましたが、沢のすぐそばだったため音がかき消され、クマも気付きにくかったのかもしれません←渓流釣りなどでも、クマ鈴を付けていたのにクマが気付いていなかった…という話あり。

そもそもこの日は平日で大滝ベンチまでは誰にも会わず。

さらに霧も出ていて薄暗く、見通しが悪かったこともクマ目撃の原因の一つかも?

その後しばらくの間は笛を吹いたり、わざと大きな声を出したりしながら歩きました。

登山口をスタートしてすぐに撮った登山道の様子

登山口をスタートしてすぐに撮った登山道の様子

常念小屋の方にクマを見たと伝えたところ、「登山口の辺りは出やすいんです」とのこと。

しかし、まだ2度目ですがこうもクマを見かけてしまうと、実は単に今まで自分が気付いていなかっただけなんじゃないかと思い始めました(^^;

実は意外と近くにいたけれど、クマが先に気付いて逃げたり隠れたりしていただけなのかも…

これまでは闇雲に「怖い」「見かけたくない」と思ってましたが、クマの事も学んでみようかと思っています。

下山後の温泉情報

今回は安曇野市にある「しゃくなげの湯」へ。

安曇野しゃくなげの湯

入浴料は700円(安曇野市外の人の場合)

確か少し前にリニューアルされたので、とてもきれいでした。

しゃくなげの湯の入口にあるザック置場

しゃくなげの湯の入口にあるザック置場

登山者に優しく、ザック置場もありました(^^)

食事処もあるので、ここでお昼ご飯を食べて帰りましたよ~。

というところで、その2に続きます。

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