【2018年6月】一ノ沢から常念岳その2~山行記録

常念乗越 山行記録
常念乗越にて

梅雨の晴れ間に歩いた常念岳。

当日の山行記録です。

1日目 6月21日(水)

朝6時過ぎに自宅を出発。

家を出たときはあいにくの小雨模様でしたが、一ノ沢の登山者駐車場に着くころにはあがっていました。

車は10台ほど止まっていましたが、居合わせた登山者はゼロ。

出発準備を済ませて、まずは舗装道路を20分ほど歩いて登山口へ向かいます。

一ノ沢登山口~常念乗越

一ノ沢登山口

一ノ沢登山口

雨はあがっていたけれど樹林帯歩きなので、レインウェアの上だけ着用。

ザックカバーも付けて、8時にスタートです。

人もいないし、霧は出てるし、沢沿いで一応持っていたクマ鈴の音はかき消されるし…

今日も熊さん…?という予想が当たり、山の神と古池の間にある笹薮あたりで熊を見かけました(汗)

常念小屋の方にも言われましたが、帰って改めて調べてみると、やはりこの辺りで熊を見かけたという情報がネット上にもちらほら。

中には、天気のいい真昼間に登山道わきで蜂の巣?アリの巣?を一心不乱に掘っていたという話も…(存在を知らせたら、熊は猛ダッシュで沢の方へ走って逃げたそうです)

沢沿いルートでクマ鈴はあまり効果がないと判断し、大滝ベンチで下山者とすれ違うまでは笛を吹いたり、意識して声を出しながら歩きました。

笠原沢の看板

笠原沢の看板

登山口をスタートしてから2時間ほどで、笠原沢の看板に到着。

さらに30分弱進むと、雪渓も現れました。

ガスガスの中、雪渓を進む

ガスガスの中、雪渓を進む

今回、雪渓歩きはこの笠原沢出合上部から胸突八丁の階段までの1か所だけ。

出だしになぜか滑って転びましたが、滑り落ちることはありませんでした(気の緩み…)

胸突八丁からは階段を上って、高巻き道となる夏道を進みます。

この先は花がたくさん咲いていました!

ヨツバシオガマ

ハクサンチドリ?

マイヅルソウ

マイヅルソウ

ツマトリソウ

ツマトリソウ

クロユリ

クロユリ

ニリンソウ

ニリンソウ

咲きかけのサンカヨウ

咲きかけのサンカヨウ

他にも、カラマツソウやアオノツガザクラ、イワカガミ、コバイケイソウなどなど。

今年はコバイケイソウの当たり年なのかもしれません(離れた場所に咲いていたので写真は撮れず)

※花の名前は自信がないので、間違っているかもしれません(-人-)

この高巻き道は路肩が崩れかかっていたりする場所もあるので、歩行の際は注意が必要です。

登山口から3時間ちょっとで、最終水場まで到着。

最終水場

最終水場

ここまで来れば常念乗越はもう少し!

1キロの間に3つのベンチがあるので、1つずつやっつけて(?)いきます。

前に来た時は最終水場から乗越まで「意外にあっという間!」でしたが、今回はなかなか辛かった…

山小屋泊の装備とテント泊装備なので、荷物の重さが違うからかもしれません。

休み休み登ること約50分、常念乗越に到着です!

常念乗越

常念乗越にて

雲がかかって槍・穂高が見えなかったら残念だなーと思ってましたが、雲多めながらしっかり見れました!

しばらく景色を堪能したら、テントの受付のため常念小屋へ。

人が少ない時期だからか、玄関付近の工事真っ最中でした。

常念小屋のテント場について

常念小屋のテント場

常念小屋のテント場(小屋に近いサイトのみ)

幕営料:1人1泊1,000円(トイレ代込)

テントサイトは小屋に近いところと少し離れたところの2か所で、山と高原地図では50張だそうです。

水:1リットル200円で分けてもらえます。水場はありません(稜線上なので…)

トイレ:各サイトに3つずつ、簡易トイレがあります。うち1つは女性専用です。

テントサイトは2か所ありますが、見晴らしがいいのは小屋から少し離れたテントサイトの方。

小屋の方にもおすすめされましたが、今回は風が強そうな予報だったので、ハイマツのそばに設営しました。

ちなみに、黄色のテントが見えますが、それは我が家のテントではありません(^_^;)その左にうっすら見える(はず)緑のテントが我が家のです。

常念乗越~常念岳

テントの受付を済ませたら、まずは腹ごしらえから。

昼ご飯は小屋でいただくことも多いのですが、今回は手早く安上がりにチキンラーメン(笑)

1袋100円以下なのに、山の上だとごちそうです(´q`)

その後は荷物を小屋に置かせてもらい(ヘリが来る予定があったため、テント設営は下山後に)常念岳へ向かいます。

乗越から常念岳山頂までは、標高差約400メートル。

ガレた斜面をひたすら登ります。

乗越から見た山頂方面

乗越から見た山頂方面

このエビぞりみたいな木を見ると、この場所がいかに過酷な環境にあるのかが想像できます…

ちなみに、正面に見えているのは偽ピーク。

本当の山頂は見えていません…。

イワウメ

イワウメが満開!

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ

山頂への登山道は、ミヤマキンバイやイワウメが見頃でした。(ミヤマキンバイは乗越でも咲きまくってました)

常念山頂への登山道

ガレ場を登って高度を上げていきます

単調な登りなので少し飽きてしまいますが、眺めは最高です。

常念乗越から歩くこと約1時間で山頂に到着!

常念岳山頂

常念岳山頂

登っている途中で、下山してきた方から「眺望最高ですよ~~!」と言われたので期待していたのですが、期待通りの絶景でした!

写真は北穂までですが、涸沢や奥穂、吊尾根などもきれいに見えましたよ(^^)

蝶ヶ岳・上高地方面

蝶ヶ岳・上高地方面

右側に白く見えるヘビみたいなやつ(←例えが…)が梓川。肉眼では蝶ヶ岳ヒュッテもしっかり見えました。

常念岳から北側の山々

常念岳から北側の山々

横通岳~大天井岳~燕岳といったパノラマ銀座の山々のほか、鷲羽岳や針ノ木岳、蓮華岳などなど…

前回登ったときよりも山が分かるようになり、昨年歩いた三俣蓮華あたりも見えて嬉しくなりました。

この日は大天井の山小屋に荷揚げのヘリが何度も上がってました。シーズン開幕前って感じです。

暑くも寒くもなく、天気も良かったので山頂でしばらくのんびり過ごしました。

下山後はビールで一息ついて、テントを設営。

結局この日ヘリは来ませんでした(^_^;) ←翌朝、下山し始めてすぐくらいに飛んできました。

夜中(12時過ぎ)に外を見ると、満天の星空でした!

2日目 6月22日(金)

前日の段階では、朝からまた常念岳に行こうか~なんて話してましたが、夜中からの強風は止む気配なし。

ヘタレなので「登るのはナシ」と早々に決定しました(^_^;)

常念乗越の朝

常念乗越の朝

2日目は朝からいいお天気! 遠く浅間山も見えました。

この日は下山するだけなので、朝はのんびり。

今回も朝ごはんにはホットグラノーラをチョイスです。

ホットグラノーラ

朝ごはんのホットグラノーラ

今回70gにしてみたら、シェラカップからあふれそうでした…(汗)

この後テントを撤収し下山準備。

乗越の砂礫地にコマクサが咲いているという情報があったので、下山前に見に行きました。

コマクサと槍・穂高連峰

コマクサと槍・穂高連峰

写真に写っていないところにも、コマクサがたくさん咲いていました!

保護のために立ち入り制限がかけられていますが、登山道上からでも十分楽しめます(^^)

しかし、こんなに早い時期からコマクサが見られるとは、今年はお花も早そうです。

下山開始は7時45分ごろ。すでにこの日最初の登山者が乗越に到着してました(早い)

この日は天気が良いおかげで下山中にすれ違った登山者も多く、樹林帯も明るかったので「熊日和」ではありませんでした(^_^;)

熊を見るかどうかは、本当にお天気やタイミング次第ですね…。

10時半過ぎには一ノ沢登山口に無事下山。

夏山開幕前で人も少なく、のんびりできた今回の常念岳登山でした。

コメント

  1. raita21s より:

    こんにちは

    今日梅雨明けしましたが、行った時は真っ只中なのに、槍も穂高も綺麗に見えて良かったですねー
    見えると見えないじゃ疲労感が(笑
    しかもテン泊とは羨ましい限りです!
    これからは短い夏を花が咲き競う時ですね(^^)

    私は笹子峠に残る元甲州街道(江戸時代迄の本当の甲州街道)を歩いて来ました、体力のない者にはキツかったーっス
    北アルプスはまだ先かな・・・

    • まつたろう より:

      raita21sさん、おはようございます。
      展望のあるなしで、疲労感が全然違いますよね(^^;
      当初は雨予報だったので山も諦めていたのですが、テント背負って登った甲斐ありました!笑

      旧甲州街道ですか~! ネットで調べました!
      歴史を感じる街道歩きも素敵ですね。
      九州にいる、私の山の師匠の一人が旧街道歩きをよくやっていました(^^)
      6月のうちから暑い日が続いてますが、体調に気をつけながら山歩きを楽しみたいですね。