今日も山へ行こう

[2018年4月]残雪の唐松岳日帰り登山-装備やアクセスなど-

唐松岳頂上山荘の少し上から見た唐松岳山頂(右)と剱岳(左)

2018年GW直前の平日(4月27日金曜日)に、北アルプス・後立山連峰の唐松岳へ登りました。

計画時に注意したことや装備、アクセスなども含めた当日の山行記録です。

残雪期の唐松岳

唐松岳頂上山荘の少し上から見た唐松岳山頂(右)と剱岳(左)
唐松岳頂上山荘の少し上から見た唐松岳山頂(右)と剱岳(左)

今シーズンの目標にしていた残雪期の唐松岳。

本当は3月中に行きたかったのですが、天気や休みの都合で延びに延びて4月下旬の山行となりました。

雪はずいぶん減っていましたが、それでも絶景を満喫し、静かな山歩きを楽しめました。

唐松岳へのアクセス(冬~残雪期)

駐車場について

ゴンドラリフトのりばのすぐ近くにある駐車場を利用。

休日は有料(1日600円?)ですが、平日は嬉しいことに無料です。

7:30少し前に到着しましたが、平日だけあって十分空きがありました。

八方池山荘まで

夏と同様、白馬八方尾根スキー場のゴンドラリフト「アダム」→アルペンクワッドリフト→グラートクワッドリフトと乗り継いで(八方アルペンライン)、八方池山荘からスタートします。

この日の「アダム」は8:00始発。八方池山荘に到着したのは8:35でした。

ゴンドラ等の始発は時期や平日/週末でも変わります。最新情報の確認は必須です。

また、5月半ばから6月上旬などはメンテナンスのために運休することもあります。気合入れて行ったら運休だった…なんて悲しいことにならないように気を付けてください。。。

八方アルペンラインの運賃

運賃は往復2,900円。

グリーンシーズンは「モンベルクラブ」の会員証を見せると割引になりますが、冬~残雪期は適用外となります。

また、荷物が15㎏以上になると「手回り料金」が必要になります。料金は八方アルペンライン全線で、片道440円です。

※窓口横に置いてあるはかりで重さを量れます。今回、私の荷物は8㎏だったので不要でした。

登山届が必須

八方アルペンラインのチケットは窓口で購入しますが、その際、登山届がないと売ってもらえません。

登山届は売場でも作成できますが、自宅であらかじめ準備しておくとスムーズです。

私はいつも通り「コンパス」で作成したものを印刷し、窓口の方に渡しました(^^)

日帰り登山の注意点

リフトの最終時間を確認する

唐松岳ではゴンドラやリフトを使うので、最終便に間に合うように下山する必要があります。

この日のリフト(一番上のグラートクワッド)の最終は15:50。

ギリギリに下山するのは嫌なので、八方池山荘には遅くとも15:30到着。そこから逆算し、13:00を引き返すリミットに設定しました。

実際は12:10に山頂に到着し、12:30に下山開始(もう少しゆっくりしたかったんですが、何があるか分からないので早め早め行動です…)14:50に八方池山荘到着でした。

時間に余裕が欲しい場合は八方池山荘に前泊もアリ

唐松岳に登る計画を立てたとき、一番心配だったのが「リフトの運転時間内に行って戻ってこられるか」でした。

夏のように6:30から運転していればあまり心配ありませんが、この時期は8:00と遅め。。

なので、最初は2日休みを使って八方池山荘に前泊→翌朝早朝から登るという計画を立てていました。

…が、そんな時に限って山は荒れ模様(涙)その後は2日休みがなく、結局日帰りに。思っていた以上に良いペースで歩けたので焦らず楽しめましたが、可能であれば前泊が安心です。

装備について

唐松岳山頂にて
剱岳に丸かぶりの写真(泣)山荘から山頂へ向かう稜線は風が強いので、防寒対策はしっかりと

上の写真の通り、冬山装備で登りました(山頂は雪がないため、アイゼンはいったん外しています)

登った日は日差しが少なく、気温も低めの予想だったので(ヤマテンの五竜岳を参考にしました)日帰りとは言え寒さ対策もしっかりと。

…が、厳冬期と違いやはり暑いので、丸山ケルンまではメリノウールの長袖シャツのみでジャケットなし。途中までは半袖で歩いてる方もいました(その方も最終的にはジャケット着用)

山荘から山頂へ向かう稜線は特に風が強く吹くので、その前にジャケットなどを着用しておくのが良いと感じました。まだまだ風は冷たいです。

下はハードシェルパンツを着ていますが、行動中は少し暑かったかなと…(^^;

グローブは冬用も持参しましたが、薄手の防風グローブで十分でした。

足元は12本爪アイゼン(ほとんどの方が前爪ありのアイゼンでした)。

トレッキングポールで山頂まで歩きましたが、ピッケルも持参しました。他の方も私たちのようにポールで山頂まで歩いたとしても、ピッケルは持参されていました。

夏山みたいなひざ丈パンツにチェーンスパイクという、軽装?の登山者も見かけましたが(汗)その装備だとまだ怖い気がしました。

当日の記録

※登山道の雪の状態は日々変化するので、あくまでも参考程度の記録です。

週末ともなると、ゴンドラのチケット売り場は大行列。登山道にも人・人・人…といった唐松岳ですが、さすがに平日は(しかもGW直前)人がいませんでした(^^;

7:45ごろチケットを購入し、8:00のゴンドラでスタート地点の八方池山荘を目指します。

八方池山荘の外にある自販機
八方池山荘外の自販機は冬眠中zzz

8:35頃八方池山荘に到着、出発準備を整えて8:45頃スタートです。アイゼンはまだつけません。

第2ケルンから八方ケルンまでの道
最初の本格的な雪道は第2ケルンから八方ケルンの間
雪に埋まった八方池
八方池付近。八方池はまだ雪の下です。

八方池山荘から八方池までは、半分くらい地面が出ていました。

下ノ樺あたりでアイゼンを装着してさらに進みます。夏道とは違い、尾根上を歩きます。

丸山ケルンへ向けて雪の斜面を登る
奥に見える雪のないところが丸山ケルン。
丸山ケルンから進行方向を眺める
丸山ケルンにて。不帰嶮(写真右)は迫力があります!この先の雪道は踏み抜き地獄でした(涙)

上の写真の一番手前のピークに人が2名いますが、この方たちに「この先で雷鳥の鳴き声が聞こえたよ」と教えていただきました。

会えるかなーと楽しみにしていましたが、結局会えず…鳴き声も聞こえませんでした(^_^;)残念。

この先も夏は通らない尾根上の道を歩きますが、雪の上もあれば地面の上を歩くことも。アイゼンを着けたまま地面(岩)を歩くのは結構大変です。普通の靴の感覚で歩いてしまうと、アイゼンの刃の分、岩などに引っかけたりします。

雪の上も踏み抜きが多くて苦労しましたが、唐松岳頂上山荘の裏山からひょいっと出ると…

唐松岳頂上山荘の裏山から見た剱岳や立山
剱岳から立山までを一望!

何度来ても! たとえ青空でなくても!! 感動してしまう絶景です!!!(大げさ)

左下に見える山荘では、翌日からのGW営業に向けて準備真っ只中といったところでした。

絶景に励まされながら、山頂まで残り20分ほどの道を頑張って歩きます。この先は9割地面が出ていましたが、山頂直下に雪が残っていたのでアイゼンは付けたまま…(下山時は一度外しました)

出発から3時間半(12:10)で山頂に到着です。山頂で一緒になったのは、わずか5名でした。

唐松岳山頂からの五竜岳
山頂から五竜岳。槍ヶ岳なども眺められます。
唐松岳山頂からの不帰嶮~白馬岳方面
こちらは不帰嶮~白馬岳方面

山頂では軽めにパンを食べて、しばし景色を堪能。でもリフトの時間も気になるので、12:30には下山開始しました。

滑らないように注意しつつ、軽快に下山。八方池の少し上でアイゼンを外し、14:50に八方池山荘に無事到着です。

下山後におすすめの温泉

白馬エリアには白馬八方温泉があり、日帰り温泉もいくつかあります。

その中でも個人的に気に入っているのが「みみずくの湯

秋に唐松岳へ登った際、チケット売り場の方におすすめを聞いて教えてもらった日帰り温泉です。

温泉の外にある「みみずく茶屋」の温泉うどんは、登山後の疲れた体に染み渡る美味しさ!(写真撮ってないのが悔やまれます…)

16時ラストオーダーですが、チャンスがあれば食べてみてください(^^)

2件のコメント

  1. おはようございます

    おおおおおお〜、さすが北アルプス!
    まだまだ雪が多いですね。

    八方はスキーしか行った事がないな〜
    しかし日帰りで行けるとは知りませんでした!
    行って見たいな

    1. raita21sさん、おはようございます。

      コメントありがとうございます!
      北アルプスはまだまだ雪がタップリです。
      ここ数日は冬に逆戻りの吹雪らしく(+_+)我が家のGW山行は中止にしました(涙)

      八方からの唐松岳は日帰りできます(^^)
      積雪期はかなり急ぎ足になりますが、無雪期(7月中旬くらい~秋)ならゴンドラの始発も早いので割と余裕を持って歩けるかと。
      特段危険なところもないので、是非、行ってみてください。
      9月下旬ごろの紅葉シーズンあたりがオススメです(人も多いですが^^;)

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