登山装備の軽量化はじめました

私の”山の師匠”は、昔ながらの山ヤさん。

「重い荷物を背負って山に行ってナンボ」という感じの方でした。

10年ほど前になりますが、師匠とくじゅうに行ったとき「15㎏位は担がないと!」と17㎏くらいの荷物を背負って歩いたら、途中でヘロヘロになって「これもう無理だわ…」と思ったことも(フルーツ食べたら復活した…けど、ザックに何が入っていたのか覚えていない)。

そんなわけで私自身も長いこと「装備の重さ」は気にしていなかったのですが、今年に入ってから少し考え方が変わってきて、装備の軽量化を進めることにしました。

軽量化を考えるようになったきっかけ

装備の重さを気にしていなかったというのは、正確に言うと「重くてもゆっくり歩けばいい」と考えていたということ。

重さを気にせずに詰め込んだテント泊装備でも、山と高原地図に載っている標準コースタイムよりは多少速く歩けるので、それでOKという感じです。

2017年春にテント泊用のザックを新調した時も、ザックの自重を気にしなかったほど。

丈夫さ>>重さで選んだので、ザックだけで3㎏もあります…ヽ( ´ー)ノ (容量は55+15)

ヤマケイオンラインなどで軽量化に関する記事が掲載されても、私には関係ないと思っておりました。

そんな風に軽量化には全くもって無縁だった私が軽量化に興味を持ったきっかけは、主に2つ。

  • 仲良くなった山道具屋のスタッフさんが「荷物は絶対軽い方が良い」派だった
  • 長い休みが取りづらくなり「時間がなくても行きたい山に行けるようになりたい」と思った

実は今まで私の周りには装備を軽量化する知人がおらず、軽量化の話をする人もいませんでした。

が、そのスタッフさんと山の話をしているうちに「装備が重いよりは軽い方が良いかも…」と。

さらに、仕事の都合でGWや盆休みなどの長期休暇が難しくなり、何泊もかけて山へ行くのも難しくなってしまい…。

となると、短い時間でも行きたい山へ行くには「少しでも速く歩く」必要があるし、そのためには荷物もできるだけ軽くするのが良いなと思うようになったのです。

軽量化のためにやったこと

装備の計量

私が最初にやったことは、今の装備の重さを量ることでした。

これまで重さを気にせず、アウトレット品などどちらかというと価格重視で揃えてきた山道具。

一つずつ重さを量って、表に記録していきました。

装備計量記録

装備の重さを量って、スプレッドシートに記録

例えばレインウェア(マムート)。

2014年の夏前くらいに購入したものですが、上下合わせてなんと500g以上!

重さを気にしていなかったとはいえ、予想以上に重くてビックリ。

マットもなぜか3種類持っていますが(笑)最大40gほど違うことなど、いろいろ発見がありました。

山行準備の際は重さも意識

私の場合、装備の重さが分かったところで、すぐに買い替え…なんてのは無理な話。

ですが、重さが分かったおかげで重量を意識しながら準備するようになりました。

例えば、これまでマットは「何となく気分で」3種類の中から選んでいましたが、寒くない夏山なら軽さ最優先。

同じく夏山のテント場での防寒着はレインジャケットだけにする等、工夫するようになりました。

実はレインジャケットは「行動中に羽織るもの」という認識でいたため、テント場ではフリースなど別のものを羽織っていました…。

重さを意識しながら、必要なものとそうでないものを分けていったおかげで? 今年のテント泊は無駄に重くなることもなかったように思います。

装備の無駄な部分を取り除く

これはかなり細かい話ですが、無駄に長い紐などはカットしたりしました。

例えばモンベルのエアマットについているストラップ。

収納しやすくするため+枕? を取り付けるためについていましたが、私にとっては不要なのでカット。

ジョイントシステムも使わないので外しました。

ストラップをカットしたマット

ストラップをカットしたマット(左はカットしていない夫のもの)

マットについていたジョイントシステム

マットについていたジョイントシステム(〇の部分)

これだけですが、20gくらい変わりました。たった20g? って感じですが(^_^;)

「ちりも積もれば…」ということで、無駄カットはこれからも進めていくつもりです。

ちなみに、買ってすぐにこれをやると実際に使ったときに「切らなきゃよかった」と思う可能性もあるので、何度か使ってみてから判断しています。このマットは2年以上使っていますが、ジョイントシステムは一度も使っておらず、ストラップも「これ不要だな」と思っていた部分。あくまでも「自分にとって必要かどうか」が判断のポイントだと思います。

新調のタイミングで軽いものを選ぶ

登山の装備も消耗品なので、買い替えのタイミングはやってきます。

前出のマムートのレインウェアも使うたびに洗濯&アイロンがけで手入れはしていましたが、4年以上使ってぼちぼち買い替え時に。

今回新調のタイミングで選んだのが、モンベルのトレントフライヤー(旧モデル)でした。

重さは袋なしで189g(袋ありだと200gほど)、旧モデルにした理由はまた改めて…

モンベルのトレントフライヤー

今年新調したレインジャケット・トレントフライヤー

他の選択肢としては同じくモンベルのバーサライト(参考重量118g)と、アウトドアリサーチのヘリウムⅡジャケット(参考重量154g)。

ただ、アルプスの稜線などでも使うことを考えると、バーサライトやヘリウムはやや不安…。

過酷な環境下で行動するTJARの選手にもトレントフライヤーの愛用者が多いということもあり、最終的にこちらに決めました。

本当はレインパンツも買い替えたいのですが、すぐには無理なのでそのうち…(^_^;)

ただ軽ければいいとは思っておらず、安全で快適に山を歩けることを最低ラインにしています。

軽量化はまだ始めたばかりですが、少しずつ進めながら記録していこうと思っています。

★オマケ★

使わなくなった山道具は買取ってもらうのもオススメ。

アウトドア用品高価買取ならマウンテンシティ

私も使わなくなったサブザックをマウンテンシティさんに買取ってもらったことがあります。

その時のお話もまた改めて書ければ。

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