【2018年10月】焼岳登山-おすすめのルートや時期など-

北峰山頂より 山行記録
北峰山頂より

ずっと登りたいと思いながら、なかなか機会がなかった焼岳。

ようやく登ることができました。

駐車場の争奪戦に巻き込まれる心配もなく焼岳を楽しめるルートや、登るのにおすすめの時期について書いています。

焼岳登山におすすめのルート

焼岳への登山ルートはいくつかありますが、今回私が歩いたのは中の湯バス停→新中の湯ルート→田代橋→上高地バスターミナルというルート。

今回歩いたルート(山と高原地図2015年版より)

今回歩いたルート(山と高原地図2015年版より)

山と高原地図(2015年版)の標準CTでは7時間10分のルートです。

ルートのおすすめポイント

このルート取りの良いところを挙げると…

  • (自家用車の場合)登山口駐車場に空きがあるか心配しなくていい
  • 中の湯バス停から登山口まで1時間ほど歩くので、いい準備運動になる(笑)
  • 登る前にトイレも済ませられる(中の湯温泉旅館・有料)
  • 上高地や槍穂高、笠ヶ岳といった名峰や絶景を眺めながら下山できる
  • 上高地側から登るのに比べるとラク(笑)
  • 単なる往復登山じゃないので楽しい

こんな感じで、結構いいとこどりができるのです。

登山前のトイレポイントについて

中の湯バス停から登山口までは歩いて1時間弱、安房峠越えのクネクネ道をしばらく歩きます。

その途中に中の湯温泉旅館さんがあり、そこで登山前のトイレをお借りする感じです。

中の湯温泉旅館

中の湯温泉旅館。当然ですが、宿泊者以外は駐車禁止です。

トイレは館内にあり、フロントにある小さなポスト(?)に100円を入れて利用します。

スタッフの方に声をかければ教えてもらえます(^^)

この旅館の脇に登山口へのショートカットルートがあるので、そこを利用すると少しだけ時間短縮です。

下山時も展望が楽しめる

このルート取りの良いところは、焼岳から下山するときも絶景を楽しめること。

登りと同じルートではないので、最後まで飽きずに楽しめます。

目の前に見える槍・穂高と眼下には上高地も

目の前に見える槍・穂高と眼下には上高地も

登山におすすめの時期

このルートを歩くなら、新緑の時期(6月くらい)または紅葉時期(10月中旬~)がおすすめ。

中の湯バス停から登山口までの「道路てくてく歩き」区間も美しい景色を楽しめます。

紅葉の酷道158線(安房峠越えルート)

紅葉のR158(安房峠越えルート)2018年10月21日撮影

今回一緒に歩いた友人が新緑時期にも歩いたそうですが、そのときも素晴らしかったそう。

「あっという間に登山口に着いた!」と言っていました(^^) 今回もあっという間でした。

ただし、新緑の時期は焼岳登山道上に雪が残っている場合もあります。

雪の状況は年によっても変わりますが、最新情報をチェックしてから登るのがおすすめです。

また、今回下山で利用した焼岳→上高地のルートは一部区間が冬期間通行止め(ルート上の橋が撤去される)となります。

※通行止めとなる区間は、上高地側の焼岳登山道入口~焼岳小屋

通行止め期間は原則として10月末~5月上旬のようですが、こちらも最新情報をチェックしてくださいm(_ _)m

なお、2018-2019シーズンは2018年10月29日~2019年5月中旬が通行止めです。

アクセスについて

自家用車の場合、さわんど駐車場(長野県側)または、あかんだな駐車場(岐阜県側)で上高地行バスに乗換え。

「中の湯温泉」で下車すればOKです。

いずれの駐車場もかなり広いので、登山口の駐車場争奪戦に巻き込まれる心配はありません(笑)

きっぷの購入について

長野県側から入る場合は、片道ずつ買うより「往復きっぷ」が安いです。

(往路)さわんど→中の湯:990円

(復路)上高地バスターミナル→さわんど:1,250円  合計2,240円

(往復)さわんど~上高地地区往復きっぷ:2,050円(1人の場合。複数人だと更に安いです)

岐阜県側から入る場合は、片道ずつ買った方が安いみたいです。

(往路)平湯温泉→中の湯:560円

(復路)上高地バスターミナル→平湯温泉:1,160円  合計1,720円

(往復)平湯温泉~上高地:2,050円

岐阜側の場合は「平湯温泉」となってますが、あかんだな駐車場に駐車する場合は、駐車場からバスに乗車できます。

焼岳登山の注意点

活火山であることに注意

焼岳は日帰りで割と手軽に登れる山ですが、北アルプスの中で唯一の「活動中の活火山」です。

登山口に設置されている注意喚起の看板

登山口に設置されている注意喚起の看板

焼岳の噴気孔

登山道のすぐ横には大きな噴気孔もあります。

登る前には気象庁や火山の状況を確認することや、装備としてヘルメットを持参することをおすすめします。

「焼岳 火山情報」で検索すると、気象庁が発表している登山者向け情報がヒットします。

…と言いながら、私自身もヘルメットを忘れていました…。

登山者の中にはしっかり準備されている方もおり、この点は今回の反省です。

上高地側ルートのハシゴなどに注意

新中の湯ルートにはハシゴ等もありませんが、上高地側には複数のハシゴがあります。

特に焼岳小屋を過ぎて樹林帯に入るまでの間が「難所」と感じる人もいるかもしれません。

ルート上で一番長いハシゴ

ルート上、一番長いハシゴ

ハシゴを通過するときは一人ずつ歩くのがポイントです。

この長いハシゴは1か所だけですが、他にも

  • ワイヤーロープの付いた大きな岩(手がかり・足がかりはあるので、ゆっくり歩けばOK)
  • 短いハシゴがいくつか
  • 橋代わりに架けられたアルミ製のハシゴ(冬季通行止め期間中は外される)

といったところがあります。

今回のコースではいずれも下山時に歩くことになるので、出だしで足がもつれたりすると転倒して大けがすることも。。。(実際にそういった事故が起きているようです)

疲れもあるし、注意力が散漫になりがちな下山時だからこそ、より慎重に歩くようにしたいものです。

紅葉時期は日が短いのにも注意

「秋の日はつるべ落とし」という通り、一気に日が短くなります。

下山ルートの後半戦は樹林帯歩きになるため、午後になると一気に夕方感が…

私が歩いたのは14時台でしたが、感覚的には夏の16~17時くらいの雰囲気でした。

日帰りできるとはいえ、油断は禁物! 早出早着が大切です。

ちなみに、この日は中の湯バス停をスタートしたのが7:30過ぎ。上高地にゴールしたのは15:40ごろでした。

帰りは上高地バスターミナルまで歩くのが無難

焼岳から下山すると、田代橋の先に「帝国ホテル前」バス停があります。

そこから乗るのがラクですが、上高地バスターミナルまで歩くのが無難です。

というのも、バスターミナル出発時にすでにバスが満席となっていることが多いため。

田代橋からバスターミナルは歩いて20分ほど。私は河童橋まで歩いて、おなじみの風景を楽しんで帰りました。

河原に下りて河童橋と明神岳

河原に下りて河童橋と明神岳

上高地と言えばこの景色! 河童橋からの穂高。

上高地と言えばこの景色! 河童橋からの穂高。

時間に余裕があれば五千尺ホテルでケーキでも…と話してましたが、あいにく時間切れ。

さわんど行きのバス待ち行列がすごかったので(日曜日ということもあり…)おとなしく列に並び、上高地を後にしました。

ルート上の展望ポイントなど

最後に、今回歩いたルート上のおすすめ展望ポイントをいくつかご紹介します。

広場

広場から見た焼岳山頂。左が南峰で立入禁止、右が通行できる北峰。

広場から見た焼岳山頂。左が南峰で立入禁止、右が通行できる北峰。

登山口(「中の湯」バス停ではありません)を出発して1時間ちょっと歩くと「広場」と呼ばれるポイントに到着します。

ココまで来ると山頂部が見え、休憩するにも良い場所です。

広場から先は視界が開け、右手に霞沢岳などを眺めながら気持ちよく歩けます。

霞沢岳

霞沢岳

更に進んで北峰と南峰の鞍部付近まで行けば、後方には中央アルプスや南アルプス、富士山なども眺められます(^^)

鞍部付近から南側の眺め

鞍部付近から南側の眺め。富士山も見えましたが…写真では分かりません(汗)

北峰山頂

山頂からの展望は、とにかく素晴らしい! の一言です。

北峰山頂より

北峰山頂より

笠ヶ岳から槍ヶ岳

笠ヶ岳から槍ヶ岳

この他、下山時の展望については前に書いた通り。

焼岳に登る際は天気のいい日を狙って、大展望を楽しんでもらえればと思います。

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