【2018年6月】行者小屋テント泊で阿弥陀岳・赤岳周回その2

野辺山側の雲海と富士山 山行記録

梅雨の晴れ間に歩いた八ヶ岳・阿弥陀岳と赤岳。

山行2日目は行者小屋から阿弥陀岳→赤岳を歩きます。

その1はコチラから→【2018年6月】行者小屋テント泊で阿弥陀岳・赤岳周回 その1

山行記録(2日目)

2日目は朝4時に起床。

外を見ると朝日に照らされた阿弥陀岳がばっちり見えました! 天気は問題無さそうです。

行者小屋テント場から阿弥陀岳のモルゲンロート

行者小屋テント場からモルゲンロートに染まる阿弥陀岳

テント泊の朝ごはん

今回の朝ごはんはホットグラノーラ(写真なし…)

フルグラ(60g)とスキムミルク(大さじ2杯半)をお湯(約150ml)に入れるだけの簡単メニューです。

フルグラ+スキムミルクは混ぜ合わせて、一人分ずつジッパー付袋に入れて持参。

朝起きたら、シェラカップで一人分ずつお湯を沸かして、その中にフルグラ+スキムミルクを入れて完成!

早いし温まるし、それに意外にカロリーもあるので(300kcalちょっと・カップヌードルよりやや少ないくらい)、今後のテント泊朝ごはんでは活躍しそうです。

ちなみに、ネットで見た感じだと、これにハチミツを加える人が多いみたいです(今回は加えてないけれど、結構甘かった…ので、次回以降も我が家はハチミツ入れないかも)

思っていた以上に腹持ちも良い感じでしたが、男性は少し物足りないかも?

グラノーラの量を増やすなど、もう一工夫必要かもしれません。

朝ごはんを済ませたらサブザックに必要な物を入れて、阿弥陀岳へ出発です!

阿弥陀岳分岐の標識

阿弥陀岳分岐の標識

ルート上の楽しみは中岳のコルからの展望

行者小屋から歩くと赤岳と阿弥陀岳へのスタート地点は同じですが、この阿弥陀岳分岐でルートが分かれます。

今回は阿弥陀岳へ行くので右方向へ。

しばらくは樹林帯を歩きますが、森林限界を超えると後方には横岳や硫黄岳、天狗岳なども見えてきます。

中岳のコルに向かう途中、横岳・硫黄岳・天狗岳

中岳のコル手前から

途中、1か所だけロープの付けられたところがありましたが、傾斜が急なので付けられている感じでした。

中岳のコル手前は斜面をトラバースするように登山道がつけられているので、傾斜は緩やか。

そこを歩ききって、中岳のコルにたどり着くと…

権現岳と富士山

権現岳と富士山・南アルプス

視界が開けて、いきなり富士山とご対面!

写真では伝わりませんが(なんせカメラはiPhone…)中岳のコルにたどり着いた瞬間、思わず「わぁーーー!」と声が出ました。

実際の景色は本当に感動モノです!

岩場歩きの基本をおさらいしながら歩く

そしてこの先は阿弥陀岳の核心部(と思われる)斜面を登っていきます。

中岳のコルから少し歩くとハシゴがかかっていて、その先が急な斜面です。

中岳のコル~阿弥陀岳の岩場

こんなところや…(下山時撮影)

中岳のコル~阿弥陀岳

こんなところを歩きます(下山時撮影)

岩の多い急斜面ですが足場も比較的しっかりしていたので、三点支持でゆっくり慎重に歩けば大丈夫かなといったところ。

やや高度感があるので、高いところが苦手な方は下りが少し怖く感じるかもしれません。

  • 歩幅は小さく
  • 段差が大きいところは、腰を下ろして足を出したり、岩と身体を向き合わせて下りる

特に下りでは、こうした基本をおさらいしながら歩きました。

行者小屋を出て約1時間半で阿弥陀岳山頂に到着。

阿弥陀岳山頂から富士山

阿弥陀岳山頂から富士山

阿弥陀岳山頂から南アルプス

南アルプスもきれいです!

山頂は360度の大展望! 貸し切りでしばらく絶景を楽しみました~。

阿弥陀岳から中岳を経て赤岳へ

阿弥陀岳を満喫した後は、再び中岳のコルへと下りて次の目的地・赤岳へ向かいます。

阿弥陀岳からの中岳・赤岳

阿弥陀岳から、中岳はさんで赤岳

山と高原地図には「中岳」と表記されているものの、地形図には名前すら載っていない中岳。

頂上には小さな看板がちょこんと置いてありました。

中岳頂上にて

中岳頂上にて

中岳の通過は意外にあっという間(笑)登って下って中岳と赤岳の鞍部にたどり着いたら、そこから赤岳への登りが始まります。

文三郎尾根の分岐までは、ガレた斜面をジグザグに登り…

斜面途中から見上げた赤岳

斜面途中から見上げた赤岳

要塞みたいな赤岳の岩場を見上げながらさらに進むと、キレット分岐に到着。

キレット分岐の標識

キレット分岐の標識

ここから赤岳山頂までは、岩の迷路?ジャングルジム?みたいな道が続きます。

キレット分岐~赤岳

キレット分岐から赤岳山頂へ

岩岩ゾーンですが、先ほどの阿弥陀岳と比べると傾斜も緩めで、足元もしっかりしています。

3年前はここを下りで使いましたが、今回は登りで。

やはりこうした場所は、登りよりも下りの方が危険度も高くなるなぁと改めて感じました。

赤岳山頂まで着くと、東側の野辺山方面の展望が一気に開けます!

雲海がとてもきれいでした~!

野辺山側の雲海と富士山

野辺山側の雲海と富士山

人が全くいなかった阿弥陀岳と違い、赤岳はやはり人多め。

混みあってきたので、早々に移動しました(^^;

赤岳山頂付近から横岳~硫黄岳~天狗岳へと続く稜線

赤岳山頂付近から横岳~硫黄岳~天狗岳…へと続く稜線

赤岳からの阿弥陀岳・中岳

この日歩いてきた道を振り返る。下には行者小屋、奥には槍穂も

地蔵尾根経由で行者小屋へ

赤岳からは地蔵尾根を使って行者小屋へ。

地蔵尾根分岐の看板

地蔵尾根分岐の看板

赤岳から横岳方面へ進み、分岐の標識から地蔵尾根を下ります。

地蔵尾根から横岳・大同心・小同心

地蔵尾根から横岳・大同心・小同心

青空どピーカンも悪くありませんが、私は適度に(←ここポイント)雲がある景色の方が好きです。

地蔵尾根から赤岳

地蔵尾根から赤岳。文三郎尾根(稜線の一つ手前にのびる尾根)もよく見えます。

今回は文三郎尾根を歩きませんでしたが(前回は下りで使用)、あの長ーーーいマムート階段を登っていくのは辛いだろうなと…

地蔵尾根も比較的急ですが、迫力ある横岳の岩場を間近に見ながら登れる&ルートも変化に富むので、行者小屋から赤岳へ行くなら地蔵尾根の方が楽しそうだなと感じました。

行者小屋の行者ラーメン

朝5時に行者小屋を出発して約5時間後、10時過ぎに行者小屋へ無事到着。

先にテントを撤収して、腹ごしらえをしてから下山することにしました。

「行者小屋の行者ラーメンがオススメ」という話を聞いていたので、迷わず注文。

行者ラーメン(800円)

行者ラーメン(800円)

しょうゆラーメンに、水餃子(3個)・ワカメ・メンマ・のり・手作りの食べるラー油がトッピングされた行者ラーメン。

食べるラー油が良い感じのアクセントになっていて、クオリティ高くて本当に美味しかったです!

「ぎょうじゃ」だから餃子?8月には行者小屋で餃子祭りも開催されるそうです(*´艸`*)

ラーメンをいただいた後は南沢を歩き、13時半に美濃戸へ無事下山。

2日間とも天気に恵まれて、良い山行になりました。

南八ヶ岳でのヘルメット着用について

今回の阿弥陀岳~赤岳登山では、ヘルメットを着用しました。(前回、硫黄岳から赤岳まで縦走した時は着用せず)

今回歩いた感じでは、南八ヶ岳でヘルメットを着用している登山者は1割もいないくらいだと思います。

…が、赤岳鉱泉・行者小屋では「小屋より上に行くならヘルメット着用を」と呼びかけ中。

赤岳鉱泉ではレンタルもできるそうです。確か、1日500円くらいだったような?

色々なメーカーのヘルメットが揃っているそうなので、自分に合うものを探してみるのも良さそう。

横岳や赤岳、阿弥陀岳など、岩場の多い場所は何より落石が心配です。

ヘルメットがあるだけで安心感はグッと高くなります。

自分自身が注意して歩くのはもちろんですが、ヘルメットなど「この山ではあった方が安心」といった装備は積極的に活用して、山歩きを安全に楽しみたいものです。

コメント

  1. raita21s より:

    今晩は〜

    我が家の裏庭で遊んでたんですね(笑
    赤岳から権現を経て下山してくると(天女山)歩いて家に帰れます!
    ただ通った事あるかもしれませんが、権現には天気が良く無いと、上が見えない長〜いハシゴがあります・・・恐ろしいですね〜w

    ホットグラノーラは良いですね!
    軽いし栄養価も高そうで試したいと思います。

    • まつたろう より:

      raita21sさん、おはようございます!

      赤岳~権現はキレット小屋経由の道ですよね!
      まだ通ったことないんです…でも、歩きたいなと思っているルートです。
      確かハシゴは10m?20mくらいのやつがかかっているとか?
      しかし、歩いて家に帰れるとは本当に裏庭ですね!!笑

      ホットグラノーラ、意外に優秀です。
      もし機会があれば試してみてください(^^)